ウルルン☆

2003年3月10日

 今日は、世界ウルルン滞在記を見ました。

 ウルルンの部分がちょっぴり不思議ジャパニーズてぃすとなこの番組。
 
 今日は、佐藤えり子がでていました。ブラジルの、本当に全ての物が自給自足で、完全社会主義のすごく閉鎖された村での共同生活。こんな書き方しちゃうとあれかもしれないですが、完全寮制みたいな。合う日とには合うし、人間味っていうのもものずごく味わえてあったかいだろうけど、合わない人にはかなりきっついだろうなーと思いました。

 いや、弓牧場の説明ではなくて。
 あたしが言いたい事はですね。

 佐藤えり子が、人間関係で葛藤していたところなんです。
 芸能界っていう、これも特殊なところで。華やかな表とは違って様々な思惑があるところだろうし。ましてや、日本てのはなあなあ社会。適当に人間関係をこなしていれば、まあ適当な人間関係は築けてしまうところ。
 そこから、24時間365日他人と一緒に、家族のように暮らす集団の家(しかも言葉が通じる)に移ったら、かなりきついんだろうなーって感じました。

 人に良く見られたい。
 そう思って取り繕っていたものが、全部はがれ落ちていって。
 苦しかったり、嫌になったり。でも、人とぶつかることはしなくて。

 20を越えているであろう彼女が、
 人間関係で悩むことがあるんだな、と。

 あいとも今20なのですが。
 20歳って、大人だと思っていたけど、そんなこともないんですね。確かに、昔よりは大人に近づけたのかもしれないけど、まだまだ知らない事、気づいてない事も多くて。教えられる事、学ぶ事ばかりで。

 あたしもまだまだ、人間関係で葛藤していていいんだな、って安心しました(笑)
 
 最後の時。
 ずっと皆なと集団で練習させられていた舞台が終わって。それから。佐藤の為に、牧場の人たちが内緒で練習していた劇が、佐藤の為に行われて。
 彼女、泣いてました。
 牧場の皆なは、あたしと仲良くなろうとしてくれていたのに、あたしは皆なとケンカもしないで日本に帰っちゃうんだって、すごく後悔してる。って。

 それから。
 日本に帰国する日。
 彼女は一冊の本を書いて、それを皆なの前で朗読していました。

 バレエの先生は目が潤んでいて。

 自分の不満や不機嫌さを素直に出してしまうのは、弱いのもあるのかもしれないけど、彼女が素直だからなのかなーって思ったり。
 それで。
 素直に行動して、素直に態度に出せる彼女はすごいと思いました。
 
 気持ちって、伝わるものなんですね。
 気持ちって、返ってくるものなんですね。

 すごいなー。

 ケンカしておけば良かった。その言葉の意味が、あたしにはまだ良く分かりません。正直。

 でも。
 素の自分で。素直に接していれば良かった。と。もっと自分の心を開いていれば良かった。という意味なのかな、と考えています。
 

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